不動産投資プラットフォーム「楽待」の運営元会社である株式会社ファーストロジックが行った調査(※)によると 2024年の不動産市場では、一棟アパートや区分マンションの価格が引き続き高騰傾向にあります。
(期間:2024年4月1日~同年6月30日、対象:期間中に「楽待」に新規掲載された全国の物件)
特に、区分マンションの価格は4四半期連続で過去最高額を更新し、2200万円台に突入しました。
区分マンションは比較的手が届きやすく、管理のしやすさから投資家に人気ですが、購入後に入居者が見つからなければ、家賃収入が途絶えるリスクも伴います。
そのため、単なる表面利回りに目を奪われず、長期的な収益性を重視した投資判断が必要となるでしょう。
一棟アパートの価格も過去最高額を2四半期連続で更新し、7993万円となりました。 一棟マンションに至っては、価格が2億円を超え、2億1498万円という水準に達しています。 これは2012年以降で4番目の高値です。画像引用元:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000506.000001240.html)
2024年3月にはマイナス金利が解除され、不動産価格の上昇傾向が止まるかどうかが注目されましたが、 実際には引き続き価格の上昇が見られます。
さらに、今後の建設費の高騰も予想されており、物件価格へのさらなる影響が懸念されています。
不動産価格がこれからも上昇を続けるのか、それとも金利の上昇に伴って調整が入るのか、今後の市場動向に目が離せません。
情報参照元:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000506.000001240.html)