これからマンション投資を行う人だけでなく、すでにマンション投資を行っている人たちからも注目を集めているコンセプトマンション投資。ここでは、コンセプトマンション投資の主な種類と、投資対象としての魅力について解説します。
コンセプトマンションとは、一定のテーマや特定の趣味・好みを持った人々にターゲットを絞ったマンションのことです。
「ファミリー向け」「女性向け」「単身者向け」などおおまかにターゲットを絞ったマンションは多くありますが、コンセプトマンションでは、さらにターゲットを限定しています。
このため、コンセプトマンションを求めるターゲットの数は決して多くありません。しかし、特定の趣味や嗜好を持つ人にとっては、趣味や嗜好を存分に楽しめる、満足度の高い理想の部屋となりうるのです。
一口にコンセプトマンションと言っても、コンセプトの数だけ種類があります。ここでは、近年注目を集める4つのコンセプトマンションをご紹介します。
建築家が設計やデザインを行ったマンションのことです。建物の外観だけでなく、室内の間取り、内装に使用する素材や設備にもこだわり、他にはない、おしゃれで個性的な空間を実現しています。
北欧風、ヴィンテージスタイル、シンプルモダン、カフェスタイル、町家風など、テーマもさまざまです。
自動車やバイクが趣味の人にはたまらない、各戸にインナーガレージを併設した物件のことです。
ガレージ内でいつでも愛車のお手入れをすることが可能。ガレージ側の一面がガラスになっていれば、室内から愛車を眺めることもできます。洗車用の水栓や、電気自動車の充電スタンドなどがあると、さらに喜ばれるでしょう。
「ペット可」ではなく、ペットと飼い主が快適に暮らせるような設計がされたマンションのことです。滑りにくい床材やメンテナンスしやすいクロス、くぐり戸やペット専用の足洗い場や出入口、キャットタワー、リードフックなど、ペット専用の設備が備わっているのが特徴です。
共有スペースにドッグランなどがあれば、飼い主(入居者)同士でコミュニケーションも取れるでしょう。
一般的なマンションよりもしっかりと防音対策が行われているマンションのことです。音大生やミュージシャンはもちろん、趣味の音楽を楽しみたい人、動画配信者、大音量でスポーツ観戦や映画鑑賞を楽しみたい人、周囲に迷惑を掛けたくないファミリーなど、さまざまな層に需要があります。
中には、音楽スタジオを併設しているマンションもあるようです。
メインのターゲットとする入居者を特化させたものとしては、日本に駐在している外国人向けの住宅や子育て世代に向けて家事・育児をサポートする住宅、働く女性向けの住宅、お酒好きのためのバーラウンジ付きのアパートメントなどがあります。
また、サウナや事務など特定の設備を併設することでコンセプトを尖らせるという方法もあります。
近年、マンション投資を行う人たちの中でコンセプトマンションへの注目度が高まっています。その理由は、特定の層に根強い人気を誇るため、立地が多少不便であっても空室が生まれにくいから。
一般的に賃貸物件は、利便性を重視して選ばれるため、駅から遠い物件や買い物に不便な物件は選ばれにくい傾向があります。しかし、希少性の高いコンセプトマンションなら継続的に需要があるため、利便性が悪くても入居希望者が途切れることはありません。
大きな家賃収入を得られる点も魅力です。コンセプトマンションには、他の物件にはない付加価値があり、その分を家賃に反映させることができます。これにより、周辺の物件より1〜3割増の家賃収入を見込めるのです。
コンセプトマンション投資に向いている人の特徴は、以下の2つです。
コンセプトマンション投資では、入居率が高く安定した運営をすることができます。ニーズの高いコンセプトマンションでは入居待ちが発生することも。このため、「空室続きで埋まらない」「せっかく入居してもすぐに退去してしまう」など、既存の不動産投資では限界を感じている方におすすめです。
「不動産投資をしたくて物件購入を決意したのに、なかなか良い物件に出会えない」という方にもピッタリ。近年は、さまざまな業者が多様なコンセプトマンションを提供しているので、 ぜひ情報を集めてみてください。
社会生活基本調査に基づいた、25歳以上楽器演奏人口の都道府県別ランキング(2018年5月時点)によると、全国の25歳以上の楽器演奏家人口は809万3,000人。東京都だけでも129万3,000人でした。25歳以上の人口100人あたりの人数で見た場合、東京都は12.07人。つまり、約8人に1人が、何らかの楽器を演奏しているということになります。
これに対して、防音マンションの戸数は大幅に不足している状況です。編集チームの独自調査によると、主要防音マンションメーカーの建築戸数を合計した戸数はわずか約1,800戸。需要に対して供給が圧倒的に不足している状況です。
ここ最近は楽器演奏家だけでなく、YouTuberやゲーム、映画鑑賞など大音量でエンタメを楽しみたい人などにも需要が拡大しています。それでも供給が追い付かないのは、防音マンション自体の建築・施工そのものが技術的に難しく、限られたディベロッパーしか提供できないからです。
逆に言えば、参入障壁が高く、安定的な需要も見込める防音マンションであれば、負けにくい不動産投資を実現することができるでしょう。
防音マンションこそが
この時代における
一棟マンション投資の
「勝ち筋」
であると言えます。
防音マンションを提供しているデベロッパーの中でも、当編集チームが注目したのが、「ツナガルデザイン株式会社」。同社が手掛ける「サウンドプルーフ」は防音技術に関する特許を持ち、稼働率も98.5%(2024年3月31日時点)を誇り、多くの入居待ちが発生している状況です。
特許取得の防音性能と
妥協のない空室対策で実現
稼働率98.5%(※)の
防音マンション投資を提案
鎌倉時代から700年以上続く東京都大田区大森の旧家・大塚家の27代目(※名前は代々継承)。2004年より現在のツナガルホールディングス株式会社代表取締役に就任。2013年に英国国立ウェールズ大学経営学修士(MBA)修了。一級建築士・宅地建物取引士・不動産コンサルティングマスター。建物の防音に関連する7件の特許を取得。2014年にツナガルデザイン株式会社を設立し、代表取締役に就任。